2007年10月27日土曜日

「飛雄馬の球質は軽い」

今日、授業に、カンボジアの児童買春の根絶を目指す事業を行っている「かものはしプロジェクト」代表の村田 早耶香さんがゲストスピーカーとしてお話をしていただきました。深刻で重要な問題を扱っており、事業内容や事業ビジョンなど、自分の研究にとってもものすごく参考になりました。

しかし、今回もっとも心に残ったのは、テーマの深刻性です。村田さんはそもそも国際協力の仕事を目指して大学も国際関係の学部に入ったそうなのですが、大学在学中にカンボジアで出会った「楽しさ」と「衝撃」に心を動かされ、帰国後、独学でカンボジアの社会について徹底的に調べ上げ、その数ヵ月後に国際会議で発表して、かものはしプロジェクトを立ち上げたという熱い情熱とものすごい行動力の持ち主です。年齢的には自分達と同世代なのに、単純にすごい、そして説得力がありました。

純粋に感動したとともに、最近うすうす気づいてはいたのですが、星飛雄馬が、巨人に入って順調に二軍で頭角を現し出したときに「球質は軽い」という事実に気づいてしまった時のように、僕の心にグサッと刺さりました。まさに僕の研究は軽いです。もし見てくれだけちゃんとやって、学会とかで発表できたとしても、ホームラン配給王になってしまうのは目に見えてます。実践なんてもってのほかです。

僕は、今の研究は間違っていないとは思っていますし、必要な観点だと思っています。しかし、心がないんですよね。いや、自分なりに心はこめているつもりですが、どうなのか…
結局今の僕は、研究をジャーナリスト風情でやってしまっているのではないかと気づいてしまいました。

研究を少し見直しながら旅に出たいと思う今日この頃…

最近いつにも増してお酒がうまい…

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